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2020年7月8日(水)

改定綱領の読了は党づくりの土台 党創立98周年記念日15日までに5割突破必ず

(一)

 改定綱領と党大会決定の読了は、「7割、8割の党員が早期に読了する、理論的確信あふれる党をつくろう」(6月1日の常任幹部会の「訴え」)、その第一関門として「党創立98周年記念日の7月15日までに改定綱領読了で5割を突破しよう」(本紙6月13日付、学習教育局「訴え」)ととりくんできました。改定綱領の読了率は6日現在、36・5%です。この1週間の伸びも0・3%にとどまっており、本気になって打開しなければなりません。

 大会決定でも強調されているように、改定綱領の全党員読了は、特別の意義があります。それは、綱領と規約を承認して入党された党員にとって、重要な改定が行われた綱領を真っ先に読んでもらうことは、党としても最も重視すべきことだからです。それはまた「綱領で党をつくる」決定的な土台ともなることは間違いありません。こうした位置づけを明確にして、党機関が必要な独自追求の態勢をつくり、15日までに集中的に現状を打開しましょう。

(二)

 どうとりくむか。「特別月間」推進本部「訴え」(4日付掲載)は、県・地区に独自の推進態勢をつくること、支部に読了係を置いて促進することを提起しました。すでに読了で5割を超えた党組織では、粘り強く激励する担当者をおいて推進していることが共通の教訓です。党員拡大を推進しつつ、学習・教育部、学習係が、「15日までに5割突破」の課題に専念できるよう、割り切って保障しましょう。

 まだ読んでいない党員に真剣に読了を訴えるなら、こたえてくれる――これが、この間のとりくみの最大の教訓です。改定綱領を読了した党員は、「綱領はすごいと感動。“みんなで読もう”とよびかけて初めて読了会を実施した」など、社会変革の展望をつかみ、情勢と今日の党の役割に深い確信を強め、学ぶ喜びが広がっています。6月1カ月で新たに、4500人をこえる方が読了し、県で5割突破に迫っているところも生まれています。

 「あの人にこそ読んでほしい」――一人ひとりの党員へのリスペクト精神に立った援助の姿勢が、とくに支部長、支部指導部に求められています。支部で、読了した党員が分担して、「あなたも読んで」とあらたに1~2人を援助し読んでもらうなら、5割突破はできます。綱領の音声CDを活用して援助すれば、約1時間で読み切ることができます。また、新入党員も、この期間に新入党員教育を行うなら、全員が綱領読了となります。これは、どんな党組織でもやれることです。党機関は「改定綱領で党をつくる」の構えで、一人ひとりの読了名簿をもち、支部と一緒になって推進しましょう。

 この努力が必ず、15日の記念講演を政治的決起のバネとし、7月課題をやりぬく力になります。歴史と伝統ある記念日にむけて、必ず党づくりの第一関門を突破するために、ともに力をあわせましょう。

 (学習・教育局)


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