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2020年7月4日(土)

大雨欠損の堤防調査

伊那市の現場に武田氏ら

長野

写真

(写真)堤防の欠損現場を調査する武田氏(右から2人目)と党市議団。左から2人目は森氏=3日、長野県伊那市

 大雨による増水で長野県伊那市を流れる天竜川水系三峰(みぶ)川の堤防が200メートルにわたり欠損した問題で、日本共産党の武田良介参院議員は3日、同市の被災現場を調査しました。党伊那市議団の飯島光豊、柳川広美、馬場毅の各市議が同行しました。

 6月30日からの大雨で、長野県上伊那地方では各地の河川が増水。1日午前8時ごろには伊那市美篶下県(みすずしもがた)の三峰川右岸の堤防の欠損が発生しました。

 上流からの水の流れで堤防の、のり面が崩落。堤防上にある芹沢河原7号線(通称サイクリングジョギングロード)は流失しました。

 武田氏ら一行は、応対した国土交通省・天竜川上流河川事務所の森匡副所長の案内で欠損現場を確認。市道を通行止めにしている現場では仮堤防を造る復旧工事の最中で、森氏は1週間をめどに完成の予定といいます。

 堤防欠損による周囲の住家、人的被害は確認されてないものの、欠損現場の近くには老人ホームなどを営む複合福祉施設「みぶの里」が建っていました。調査団は、河川内の樹木の繁茂、土砂の堆積の状況などを確認しました。

 調査を終えた武田氏は「堤防が崩落した原因を検証するとともに、河川の維持・管理ができるよう天竜川を含めた治水計画の議論が必要だ」と話しました。


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