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2020年6月26日(金)

「安倍さんから」と現金

河井前法相側が手渡す

広島・府中町議が認める

 前法相で衆院議員の河井克行容疑者と妻で参院議員の案里容疑者による選挙買収事件で、広島県府中町の繁政秀子議員が、「安倍さんから」と言われて現金を渡されたことを本紙の取材で認めました。(取材班)


 中国新聞25日付が、克行容疑者が昨年7月の参院選に際し、一部で安倍晋三首相の名前を出して現金を配っていたと報道。克行容疑者から繁政議員が現金30万円を受け取ったとしていました。

 同議員は本紙の取材に、中国新聞の報道について「私が話したこと。(中国)新聞が勝手に書いたことではない」と証言。安倍首相の名を聞かされたことを認めました。

 また同議員は、案里容疑者の後援会長を「選挙の期間だけ」務めたことも認めました。

 繁政議員については克行容疑者が法相就任後の昨年9月、自身のブログで「妻・河井あんりの後援会長、繁政秀子・府中町議が来訪」と紹介。法務大臣室で握手しているとみられる写真を投稿しています。

 案里容疑者も参院選前の昨年5月にフェイスブックで「繁政先生は、広島の女性議員の草分け的存在。わたしの大好きな先生です」と紹介していました。

 克行容疑者は安倍首相の側近とされます。自民党は案里容疑者が初当選した昨年の参議院選挙で河井夫妻が支部長を務めた二つの党支部に計1億5000万円を投入。安倍首相本人が応援に駆け付けただけでなく、複数の首相秘書が案里容疑者を支援するため広島で企業回りなどをしました。


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