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2020年6月19日(金)

まつり直接支援して

高橋氏 コロナ禍 中止相次ぎ

 日本共産党の高橋千鶴子議員は3日の衆院国土交通委員会で、新型コロナウイルス感染症拡大で中止が相次ぐ祭りへの支援策を行うよう政府に求めました。

 高橋氏は、青森県のねぶた祭と弘前さくらまつりの入り込み客が計574万人で消費総額は約1013億円に上るとする地元コンサルティング会社の試算を示し「(両祭りの中止による)経済損失が計り知れない」と強調。東北三大祭り以外に盛岡さんさ踊り、山形花笠まつり、福島わらじまつりなど全国各地で中止が相次いでいるとして「地域に即した直接の支援が必要だ」と主張しました。

 赤羽一嘉国土交通相は「(地方の観光事業支援として)補正予算に約100億円を計上した。全国の地方公共団体、観光協会、商工会から幅広く公募する予定で活用いただきたい」と述べました。

 高橋氏は、青森県のタクシー運転手は新型コロナの影響で売り上げが4月は7万円に落ち込んだという声を紹介。ねぶた祭の時期は月50万~60万円など1年の稼ぎ時だと指摘し、支援を求めました。


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