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2020年5月27日(水)

「宣言解除」段階的に活動緩和

政府 目安・指針示す

各都道府県に通知

 政府は25日、緊急事態宣言の全面解除に伴い、社会経済の活動レベルを段階的に引き上げる目安を示し、各都道府県に通知しました。7月31日までを移行期間とし、地域の感染状況を確認しつつ、住民や事業者に要請してきた外出自粛やイベント・施設使用の制限を段階的に緩和します。

 外出自粛については、5月末まで引き続き不要不急の県外への移動を避け、6月1日から18日までは北海道、東京、神奈川、埼玉、千葉の5都道県との不要不急の往来を慎重にするよう促します。観光は6月18日までそれぞれの県内で徐々に再開し、19日からは県外を含め観光振興に取り組むとしています。

 コンサートや展示会などは6月18日まで100人(屋外200人)以下か定員の50%以内の参加を目安とし、19日以降段階的に人数を緩和します。全国的な人の移動を伴うプロスポーツなどは6月18日まで認めず、19日から7月9日まで無観客で行います。

 全国的・広域的な祭りや野外フェスなどは8月1日以降の再開とします。地域の行事は6月18日まで100人(屋外200人)以下か定員の50%以内とし、19日以降は人数制限をなくします。イベントはいずれも入退場時の制限、手指消毒、換気や感染リスクを高める行動回避の呼びかけなど適切な感染防止策を講じて開催します。

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