しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2020年5月3日(日)

大会決定、改定綱領などの独習に挑戦し、いまこそ政治的・理論的・思想的に強い党をつくろう

 新型コロナ危機のもと、日々国民の苦難軽減に奮闘されている全党のみなさんに、心からの敬意と連帯の意を表します。

 新型コロナ危機を通じて、すべてを市場にまかせる新自由主義―資本主義の中でも最も貪欲な利潤第一主義による社会保障・医療切り捨ての流れを「このままにしてよいのか」との問いかけが始まっています。

 世界の構造変化、本来の社会主義の魅力、発達した資本主義国での社会変革が大道―21世紀の世界と未来社会に新たな視野を開いた改定綱領は、これらの問題への大局的な答えを示すものとなっています。

 わが党は、綱領路線にもとづき、新型コロナ危機打開のため、緊急問題と抜本的問題の両面での展望を示し、党派を超えた連帯を強めながら奮闘しています。この確信を、大会決定と改定綱領、科学的社会主義の理論などの学習によって、すべての党員のものにするなら、必ずや社会を変革する大きな力となるでしょう。

 外出自粛がよびかけられている連休は、学習、独習に取り組む絶好のチャンスです。党大会決定を全党員に届けきり、5文献をまだ読めていない人が、この機に一つでも二つでも読了することを、支部で励ましあい喜びあう、そんな活動に取り組もうでありませんか。

コロナ危機のもとでの条件を生かして全党員読了へ

 事態収束まで、かなり長期になることが予想されています。いま、新型コロナ危機という党の歴史でもまったく経験したことのない異質の困難に直面しているもとで、割り切って、全党あげて学習、とりわけ独習に挑戦しようではありませんか。

 大会決定の文書届けは75・7%、綱領の読了が32・3%、討議開始が76・3%(4月27日現在)です。4月28日に「改定綱領学習講座」の視聴・読了の「特別報告」を求めましたが、それによると視聴・読了した党員は、2万2千人へと、空前の規模で広がりがつくられ、党の理論的な向上の大きな流れができつつあります。

 読める人は、まだたくさんいます。3月の全国学習・教育部長会議で、志位和夫委員長は、1970年の第11回党大会では8割近くの党員が読了したことを紹介しつつ、「『あの時は若かったから』という人もいるかもしれません。しかし、人間は何歳になっても成長し進歩します、それが日本共産党員です」と激励しました。今回、改定綱領の読了で70%を突破する地区もうまれています。

 惰性を吹っ切って、今度こそ全党員読了をやり、政治的・理論的・思想的に強い党になりましょう。こういう時にこそ、思い切って大会決定と改定綱領の全党員読了に力を入れ、少なくとも7~8割の党員が読了する大運動に取り組もうではありませんか。

 資材は、第28回党大会決定パンフレット、「5文献」のDVD・音声データがあります。「改定綱領学習講座」は、単行本『改定綱領が開いた「新たな視野」』もあります。これらも活用して、この機会に全党に独習の気風をつくりだし、励ましあって取り組みを前進させましょう。(学習・教育局)


pageup