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2020年4月20日(月)

感染者・医療者応援しよう

アースデイ東京2日目

加藤登紀子さん 鎌田實さんら語る

 地球環境について考えるイベント「アースデイ東京2020」(主催=アースデイ実行委員会)が19日、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、自宅から参加可能なオンラインで開催されました。前日に引き続き、トークイベントやアーティストたちの生ライブ演奏などが配信されました。

 メインステージで行われたトークイベントでは、新型コロナウイルスの感染拡大の現状について、諏訪中央病院名誉院長の鎌田實さんと地域医療に携わる医師の奥知久さん、歌手の加藤登紀子さんが語り合いました。

 鎌田さんは「感染症は病気以外に不安と差別も感染させる」と指摘。「感染者などに対して差別のレッテルを貼ってはいけない。誰でも感染しうることで、治った人が再び一生懸命働くことができる社会をつくっていくことが大事」と訴えました。

 奥さんは「不安への処方箋は日々の生活を丁寧に過ごし、役割を持って人に尽くし、未来を信じることだと思う」と述べました。

 加藤さんは「最もつらいのは感染者や医療現場の人たち。両者をどう応援できるか今の私の最大の課題です」と話しました。

 世界各地の人たちが世界平和に対する思いや願いなどのメッセージを生中継で配信。多彩なアーティストが登場し、音楽やダンスなどを披露しました。


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