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2020年4月19日(日)

マスクなど供給求める

大阪府保険医協会が緊急要望

 大阪府保険医協会(高本英司理事長)は17日、新型コロナウイルスの影響調査を踏まえて、政府に医療機関へのマスクや消毒液の安定した供給などを求める緊急要望を送付しました。

 大阪府保険医協会が府内の医療機関を対象に4月に行った調査によると、半数の医療機関で、感染の疑いのある患者の来院が「あった」と回答し、深刻なマスク・消毒液不足のなか、感染の不安を抱えながら診察している実態が明らかになりました。一方、外来患者の数が「減った」医療機関は8割を超え、スタッフの給与やテナント料の支払いなど、医療機関の今後の運営に不安を抱えています。

 こうした調査結果をもとに、政府に▽マスク、消毒液などを国の責任で確保、製造し安定した供給を医療機関にする▽減収、損失を補てんする▽感染の疑いのある発熱外来を設置し、一般外来対応との役割分担を明確にする▽感染症指定医療機関に対して物的、人的支援を強化し、軽症者のホテルでの療養費を公費で支給▽医療従事者が感染した場合の補償制度をつくること―を要望しています。


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