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2020年4月19日(日)

“弱い立場の人に寄り添う”

野党統一の田中けん候補(42) 自民候補と違い鮮明

衆院静岡4区補選

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(写真)野党共同の街頭宣伝で訴える(右から)日本共産党の穀田恵二氏、国民民主党の後藤祐一氏、野党統一候補の田中氏=12日、静岡市清水区

 26日投票の衆院静岡4区補選は、野党統一の田中けん候補(42)と、自民党の深沢陽一候補(43)との事実上の一騎打ち。田中候補の「弱い立場の人に寄り添う」姿勢が共感を広げ、自民候補との違いが鮮明になっています。

 田中候補は、銀行員時代に中小企業を支援する中で政治の力の大きさを痛感。「政治を良くしたい」が原点です。新型コロナウイルスの感染対策では「国民の命と健康を守ることこそ、政治の責任」と強調。早くから「自粛と補償はセットで」「すべての国民に1人あたり10万円以上の給付を」と訴え、安倍政権の政策転換を求めてきました。

 一方、自民候補は「選挙で金額競争すべきでない」と述べ、安倍政権の後手後手のコロナ対策を容認。

 「こんな時こそ安心して医療を受けられるように」との願いにも、田中候補は、厚労省の公立・公的病院再編・統廃合に反対し、静岡市清水区の清水厚生病院、富士市の蒲原総合病院、富士宮市立病院の充実を強調。コロナ対策でも医療従事者の安全・人員増が重要だと訴えています。自民候補は安倍政権の立場を容認しています。

 中部電力浜岡原発の再稼働でも、田中候補が「地元合意などがないままの浜岡原発の再稼働は認めない」と断言。再稼働を公言する安倍政権の応援をうける自民候補との違いが際立っています。

 清水庁舎と桜ケ丘病院を津波浸水想定区域に移転する計画も、市民団体のアンケートに田中候補が「反対」、自民候補が「賛成」と回答しています。

 消費税に対しても、田中候補はコロナ対策で5%に下げるべきと主張。自民候補は消極的な姿勢です。改憲についても、田中候補は安倍政権下での改憲発議に反対し「立憲主義を断固守る」と主張。自民候補は「9条を含めて早期の改憲」と述べています。

 田中候補への投票は、N国の同姓同名候補と区別するため、年齢まで書く必要があります。


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