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2020年4月10日(金)

新型コロナ 「3~5月 収入ゼロ」

大阪交響楽団 宮本前衆院議員聞き取り

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(写真)大阪交響楽団の赤穂常務理事(左)から話を聞く宮本氏(右端)ら=9日、堺市堺区

 日本共産党の宮本たけし前衆院議員は9日、大阪交響楽団の事務所(堺市堺区)を訪ね、新型コロナウイルス感染拡大の影響と要望を聞きました。

 応対した赤穂正秀常務理事・事務局長によると、依頼公演は3月に20公演すべてが中止・延期(うち中止3公演)となり、6千数百万円の減収となりました。4月に予定していた7公演もすべて中止・延期。チケット販売には2カ月程度かかり、9月以降に延期しようにも「ホール、指揮者などがうまくセットできるか」悩みは尽きません。3、4、5月は収入ゼロ。約70人のスタッフには給料を払っていますが、一番大変なのは、公演に欠かせないエキストラの演奏者の収入がなくなってしまうこと。楽団主催の公演は、市民や企業の寄付・支援金に支えられていますが、スポンサー企業も新型コロナで打撃を受けています。「オーケストラは、いったんつぶれたら、もう一度立ち上げるのはなかなか難しい。ここが踏ん張りどころ」と国の思い切った支援を切望しました。

 宮本氏は「在阪の4楽団からお話を伺ったが、どの楽団も本物の音楽を市民に聴いてもらおうというすごい歴史がある。文化の灯を消してはならない」と力説。「感染防止のためにも、自粛と補償は一体でなければならない。“心配しないで休んでください。その分の損失は補填(ほてん)するから”という政府の強力なメッセージが必要だ」と語りました。


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