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2020年4月9日(木)

伊方トラブルで報告

規制委が了承

 定期点検中の四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)で、今年1月に立て続けに発生した3件のトラブルに関する報告が8日、原子力規制委員会でありました。

 3件のうち法令報告の対象は、原子炉容器の上部炉心構造物をつり上げた際に制御棒1体が同時に引き上がった同月12日に発生したトラブルです。四電の報告書によれば、水中の堆積物が原因となって制御棒を操作する装置と制御棒が不完全に結合したと推定。再発防止策として、上部炉心構造物をつり上げる際の手順を一部見直すほか、定期検査ごとに制御棒の頭部を確認し堆積物があれば除去するなどとしています。

 規制委は、四電の再発防止策等を妥当とする規制庁の評価を了承。このトラブルのINES(国際原子力事象評価尺度)評価をゼロとしました。

 また、伊方原発内で一時全電源喪失となったトラブルは、機器の取り換え後の確認作業の際に発生。一つの装置の故障で同原発への外部電源が一度に喪失したことなどから、今後、同様の装置の点検を強化するとともに、同様の試験の際に系統構成を変えることなどを示しています。

 また、使用済み燃料を点検用ラックに挿入する際に枠に乗り上げ落下信号が誤って出たトラブルでは、作業の難度を下げるために、水中カメラを設置するなどの対策を実施するとしています。


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