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2020年4月9日(木)

常幹「訴え」を急いで討議し読者拡大とともに、党員拡大で前進の流れを切り開こう

党建設委員会副責任者・組織局長 土方明果

 全党のみなさん。連日のご奮闘に心から敬意を申し上げます。

コロナ危機にどう立ち向かうかを明らかにした常幹「訴え」  

 政府は、7日、新型コロナ危機の重大化のなかで、全国7都府県を対象とする緊急事態宣言を出しました。こうした事態も想定して出された3日の常任幹部会の「訴え」「新型コロナから国民の命と暮らしを守る取り組みに全力をあげつつ、強く大きな党をつくる活動に意気軒高に取り組もう」が、当面する党活動の指針として、極めて重要な意義をもっています。

 訴えは、「新型コロナ危機は、日本国民にとっても、わが党にとっても、感染症としては、戦後最悪の危機的事態」という認識のもとに、2月、3月の全党の献身的奮闘を確信に、コロナ感染から国民の命と暮らしを守る党の社会的責任を果たしながら、強く大きな党をどうつくるかを具体的に提起しました。「戦後最悪の危機的事態」に正面から立ち向かう熱い訴えを「感動的に受け止めた」という感想が全国から寄せられています。

 この常幹「訴え」をいま、党大会決定とむすんで、党機関、地方議員団、支部で討議し、徹底することが決定的意義をもっています。それは、かなり長期となることが予想されるコロナ危機の下で、党大会決定をどう実践するかを示したものだからです。

 「訴え」は、支部会議について感染防止の環境をつくって開催することをよびかけていますが、党機関や地方議員団の会議もこの考え方で開催し、常幹「訴え」の討議・具体化を行いましょう。そして、支部での討議・具体化をすすめるために、支部への援助をつよめましょう。

4月こそ、党員現勢で前進を

 3月は、「しんぶん赤旗」読者拡大で日刊紙・日曜版ともに増勢にあと一歩及びませんでしたが、2月に続き、「赤旗」を守ろうと大奮闘が広がりました。根幹の党員拡大では改定綱領パンフと入党よびかけリーフを届けるとりくみは始まりましたが、入党を働きかける支部は一部にとどまり前進に転ずる流れをつくれていません。

 4月は、3月の活動をさらに発展させ、「読者も党員も」の見地で月初めから党員拡大の具体的な手だてをとることをよびかけます。そのためにも、大会決定の届けと読了、「改定綱領学習講座」の視聴・学習をすすめましょう。

綱領パンフ届け、約束をとって

 常幹「訴え」は、党員拡大について、「綱領パンフと『入党のよびかけ』リーフを届け、読んでもらい、相手の了解をとったうえで入党を訴える場を設けましょう」と提起しています。コロナ危機のなかで「赤旗」読者は電話で増やせますが、党員拡大は感染防止の対策をしっかりとりながら、働きかける必要があります。綱領パンフと「入党のよびかけ」リーフ(コロナ問題での新しい入党のよびかけは党のホームページを参照)をポストインや郵送などで事前に届け、電話などで「コロナで困っていることはないですか」「ぜひ読んで、入党について考えてほしい」とよびかけ、条件のあう人には、約束をとって入党を働きかける場をつくりましょう。

党員拡大の“ためらい”のふっしょくを

 党内にはコロナ感染の広がりからくる「ためらい」があるだけに、「相手の了解をとったうえで」働きかけることが、これまで以上に大切になっています。

 また、党員拡大のあり方を党大会の第二決議にもとづいて、規約通りに改善し、新入党員教育をしっかりおこない、みんなで成長できる支部づくりをつよめましょう。

世代的継承―とくに学生党員の拡大に特別の努力を

 コロナ危機の影響で、多くの大学で授業が5月連休明けにのびていることを考慮し、この時期に在校生の党員拡大に特別な努力が求められています。学生の民青同盟員や高校を卒業して進学した民青同盟員、党員や読者の家族の大学生などへの働きかけをつよめましょう。

 党員拡大を「現勢で前進」するには、党員拡大のとりくみをすべての地区、すべての支部に広げるために、党機関がイニシアチブを発揮することが大事です。

 機関役員と地方議員が、支部に足を運び、支部が目標をもち、入党対象者をいっしょに出し合い、ともに入党の働きかけに足をふみだせるように援助をつよめましょう。

 私も全力をつくして奮闘します。


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