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2020年3月24日(火)

3月の「3目標」の総達成へ全党の総決起を呼びかけます

3月23日 中央委員会書記局

 全党のみなさん。コロナ問題での国民の不安に応える「立党の精神」を発揮した活動、これと結んでの党勢拡大の活動での大奮闘に、心から敬意を表します。

 3月もあと10日を残すところとなりましたが、17日の小池晃書記局長と山下芳生党建設委員会責任者の連名の「訴え」に応えた活動が広がり、3連休を中心に、とりくみに2月後半以上の勢いが生まれています。すべての支部と地方議員、党機関の文字通りの総決起で、3月の「3目標」をやり遂げることを心から訴えます。

読者拡大では、16年ぶりの3月増勢へのチャンス

 第1の目標である読者拡大では、昨日までに、日刊紙1316人、日曜版9156人増やしましたが、これは、2月の同時期の2倍となっています。3月は、購読中止の多い月ですが、残された10日間、支部と地方議員などの決起を広げ切り、転勤・転居などの対策をもれなくやり抜けば、ぎりぎりで増勢できる可能性を切り開きつつあります。コロナ問題があるなかでのとりくみとしては、大健闘と言えます。全党の奮闘で3月の増勢を勝ちとれば、2004年以来の16年ぶりの快挙となります。

 第2の目標である党大会決定の徹底・学習・具体化では、党大会決定の党員への届けが71・6%、綱領の読了が28・1%、支部討議は71・5%となっています。とくに、「改定綱領学習講座」の視聴は、4分の1の支部と1万3700人をこえるなど、空前の規模に広がっています。

「改定綱領学習講座」を力に、対象者に入党の働きかけを大規模に行うとき

 第3の目標である党員拡大ではどうか。いま「綱領パンフ」と「入党のよびかけ」を対象者に届け、「これをお読みください」という支部の活動が始まっていますが、昨日までの入党申し込みは、大幅に後退した2月度と同程度の194人にとどまっています。これは、対象者に直接入党を訴えるとりくみが圧倒的に不足しているためです。3連休のとりくみを見ても、「綱領パンフ」と「入党のよびかけ」を届ける活動は始まっていますが、そのなかで、入党の働きかけを行っているところが極めて少ないのが現状です。

 いまこそ、「党員現勢での前進」をめざして、すべての支部・グループと地方議員が、「支部が主役」で「綱領を語る」入党の働きかけを意識的にとりくむ手だてをとる時です。

「3目標」の総達成を揺るがず追求し、3割増への道を開こう

 全党のみなさん。

 小池・山下両氏の連名の「訴え」でも強調されているように、いま客観的にも、主体的にも、党づくりを飛躍させる条件は、この間にないものがあります。この段階で重要なことは、大会決定と「改定綱領学習講座」を力に「党員も、読者も」の見地で、一日一日のとりくみの具体的推進をはかることです。コロナ問題が長期になることを考えれば、この3月にとりくみの困難を突破できるかどうかが問われており、いま党内で強まっている「綱領を語って党をつくろう」という機運を生かし、3割増をめざしての党づくりを前進の軌道にのせることがどうしても必要です。

 それでは、残された10日間で「3目標」をどう達成するか。

 (1)読者拡大では、すべての支部・グループが成果をあげましょう。党機関や地方議員のみなさんが、いまこそ支部に入り、一緒にとりくむことが重要です。その際、21日付「しんぶん赤旗」のコロナ問題での「Q&A」を活用しましょう。中央としても、この「Q&A」のパンフの版下を25日までに送付します。また、29日付の日曜版は、コロナ問題を多面的に扱う特集を掲載するので、活用してください。さらに、すでに送付したコロナ問題での「しんぶん赤旗」3月号外の版下も活用してください。

 コロナの大流行が危惧される大都市部では、2月に北海道委員会が行ったように、宣伝カーによる宣伝や電話を使っての拡大も重視しましょう。

 3月増勢のもう一つのカギをにぎる転勤・転居などの対策は、すべての地方議員団が早めに、もれなく行うよう手だてをとりましょう。

 (2)党大会決定の徹底・学習・具体化では、引き続いて「改定綱領学習講座」の学習を重視しながら、3月中の目標を明確にしつつ、大会決定の全党員への届けを一気にやりきることです。そのために中央が作成した未届けの党員への手紙、支部長で読了していない方への手紙も活用しましょう。

 (3)党員拡大では、支部がひきつづき「綱領パンフ」と新しく作成・送付した「入党のよびかけ」リーフを入党対象者に届け、その際、これらの方々に直接、あるいは、電話で「入党の話を聞いて頂きたいのです」と声をかけ、約束がとれた方には、地方議員や力のある党員と一緒に訪問し、入党を訴えましょう。また、「改定綱領学習講座」を視聴した支部でこそ対象者をあげてもらい、党員と地方議員のみなさんに、綱領を語ってもらいましょう。

 いま党機関として重要なことは、党員でも「現勢からの前進」をめざして、掲げた目標をあいまいにしない、新たに歴史をつくる気概の発揮です。これを堅持して、そのために必要な手だてをとりましょう。


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