2020年2月22日(土)
新型肺炎 厳しい認識を
野党対策本部がヒアリング
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新型コロナウイルス感染症に関する野党共同の対策本部は21日、合同ヒアリングを行いました。野党は、集団感染が発生しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で事務をしていた政府職員の感染が確認されたことを受け、新型コロナウイルスに対するより厳しい認識を持つよう政府に求めました。
感染が確認されたのは、厚生労働省の50代の男性、40代の男性と、内閣官房の30代の男性です。政府担当者は「(感染が確認された職員は)乗客とは区別された(安全な)ところにいた」「職員3人がどこで感染したのかは現段階でわからない」と報告。野党側が「感染が確認された3人の職員が(拠点として)いた(船内の)場所は現在、感染区域となっているのか」とただすと、担当者は「今の時点では、その場所が拠点のままだと思う」と答えました。
野党は「本来、感染してはならない政府職員が感染しているという事態を受けて、(乗船した)政府職員はすべて(新型コロナウイルスの感染を確認する)PCR検査を早急にすべきだ」と主張しました。