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2020年2月20日(木)

コロナ対策本部欠席の環境相

新年会参加を「反省」

 小泉進次郎環境相は19日の衆院予算委員会で、政府の新型コロナウイルス感染症対策本部の第10回会合(16日)を欠席し、地元の神奈川県横須賀市の後援会の新年会に出席していた問題について「反省している」と述べました。立憲民主党の本多平直議員への答弁。

 小泉環境相は、16日に「横須賀の後援会の会合へ出席していた」「新年会で、お酒も出ていた」と認め、「ご指摘については真摯(しんし)に受け止め、反省をしている」と述べました。

 対策本部の第10回会合は、国内で感染経路が判明しない事例が相次ぎ、新たな局面に入ったとの認識を政府が示した直後に開かれたもの。本多氏は「この時期の対策本部に後援会の新年会を理由に欠席というのは不適切だ」と述べ、判断が間違っていたと認めおわびすべきだと追及。小泉氏は「ご指摘は真摯に受け止める」としつつ「危機管理としては問題ない」などと強弁し、おわびは口にしませんでした。

 前日の18日に日本共産党の宮本徹議員がこの問題をただしたさいは、小泉氏は「対策本部の時間に何をしていたのか」との質問に直接答えず、同じ答弁を5回も繰り返していました。本多氏は、宮本議員に対する答弁態度への反省を求めましたが、小泉氏は反省を示しませんでした。

 対策本部の第10回会合には、森雅子法相も欠席していました。本多氏の追及に、森法相は地元の書道展の表彰式に出席していたと説明。「ご指摘を真摯に受けとめ、反省している」と述べましたが「危機管理上のルールにのっとった対応だ」と強弁しました。

 萩生田光一文部科学相も地元の消防団長の叙勲祝賀会出席で同日の会合を欠席したと認めました。国民民主党の大西健介氏への答弁。


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