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2020年2月15日(土)

ドレスデン空襲75年

独で「人間の鎖」4キロ

憎悪と暴力に反対と1万人

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(写真)大空襲から75年の13日、犠牲者追悼と憎悪と暴力に反対する「人間の鎖」に参加した市民ら(伊藤寿庸撮影)

 【ドレスデン(独ザクセン州)=伊藤寿庸】第2次大戦末期の英米軍による大空襲から75年となる13日、ドイツのドレスデンで、同市の空襲の犠牲者とナチス・ドイツが引き起こした戦争・虐殺による犠牲者を悼み、憎悪と暴力に反対する行動が終日取り組まれました。

 午後6時には、市の中心部からエルベ川の両岸に及ぶ約4キロの「人間の鎖」が完成。1万1000人の市民が犠牲者の追悼、不戦の願いを込めて手をつなぎました。この行動には、ドレスデンの悲劇をナチスの犯罪の相対化に利用する極右勢力から町を守るという思いが込められています。

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 これに先立つ午後の記念式典で、シュタインマイヤー独大統領は、「75年前のドレスデン空爆を思い出すとともに、すべての民族大虐殺、戦争、暴力の犠牲者を思い起こす」と述べ「われわれはドイツの罪を忘れてはならない」と演説。欧州の一部諸国で、独裁的政治や、報道・学問の自由の制限、反ユダヤ主義などが強まっていることに警告しました。

 同大統領は、英国から参加したエドワード王子などとともに「人間の鎖」に参加。ドイツ軍の被害を受けたコベントリー(英)、ストラスブール(仏)、ウロツラフ(ポーランド)など友好都市の代表も加わりました。

 家族4人とほぼ毎年参加しているシュテファニー・タシェーさん(48)は、「75年目の今年、人間の鎖に参加し、寛容さと開かれた心を示していくことが大切だ」と語りました。「追悼」の名のもとにネオナチや極右が集結することについては、「私たちは彼らの考え方とたたかい、抵抗しなければならない。みなが立ち上がらないといけないと思う」と述べていました。

 午前には、市内の各地の墓地で追悼行事を実施。ハイデ墓地では市長らも参加し、同墓地に埋葬されている犠牲者のうち4000人の名前を読み上げました。


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