2020年2月13日(木)
新型コロナウイルス
田村副委員長過去に追及 “感染症対策が弱体化”
ネット上で話題に 作家「提言を無視したツケだ」
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新型コロナウイルスの感染拡大に関連して、日本共産党の田村智子副委員長が昨年4月の参院内閣委員会で、国立感染症研究所(感染研)の定員削減による機能弱体化を追及したことが、ネット上で話題になっています。
ツイッターではemilさんが8日に「田村智子議員が質問した、国立感染症研究所の人員削減についての質問がまさに今を言い当てていて、本当にこういう警告をことごとく無視してきた」と、質問の動画を投稿。12日午後5時までに67万回を超えて再生されています。
このツイートだけでも、「この時政権が耳を傾けて、真摯(しんし)に対応していたなら」などの返信が広がっています。
感染研は感染症に対する国の対策、対応の中核を担う機関です。
田村さんは質問で、定員削減で「退職があっても新規採用しない、不補充になっている」と指摘。予算も10年前から比べ約20億円減っているとして、「今、この体制が弱体化していけば、国民の生命や健康への重大な脅威になる」と体制強化を求めていました。
作家の盛田隆二さんも「まさに共産党の提言を無視したツケが回ってきた現状」などとツイッターに投稿。ほかにも「議員の洞察力、現状認識の正確さ、分析力にいつも頭が下がる」などの声がネット上で“拡散”しています。