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2020年2月13日(木)

きょうの潮流

 「子どもたちは、ちゃんと自分の目で見て、自分の頭で考え、自分の力で判断し行動する賢さを持つようになってほしい。その手伝いをするのなら、死にはぐれた意味もあるかも知れない」▼絵本作家かこさとし氏(1926~2018年)の言葉です。「だるまちゃん」シリーズや「からすのパンやさん」シリーズをはじめ『かわ』『地球』『海』などの科学絵本まで、600冊を超える著作を残した氏の回顧展が東京・八王子市夢美術館で開かれています▼自らを「死にはぐれ」と称しました。少年時代に航空士官を志すも視力の低下で断念。軍人以外でも国の役に立ちたいと技術者を目指し、東京帝国大学工学部在学中に19歳で敗戦を迎えます。かつての級友の多くが特攻で亡くなりました▼戦争に抵抗しなかったという悔恨と反省。本紙の取材でも「私には当時の日本の国策が間違っていると判断する思慮がなかった、広い見識がなかった。賢くないと、こういうことになります」と静かに語りました▼戦後、失意の底で見いだした生きる希望は、未来を担う子どもたちが同じ過ちを犯さないよう成長を支えることでした。セツルメント活動に携わり、子どもたちのために数々の紙芝居や幻灯を創作したことが絵本制作の原点だったといいます▼取材の別れ際「またぞろ昔のことを繰り返すような人もあるやに聞いています。おとなは政治や社会をよくすることに力を注いで、がんばらなきゃいけないですね」と励ましてくれた笑顔が思い出されます。


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