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2020年2月12日(水)

声あげ 性暴力なくそう

全国各地でフラワーデモ

写真

(写真)性暴力をなくそうと訴えるフラワーデモ参加者=11日、東京都千代田区

 性暴力の無い社会を求めるFLOWER DEMO(フラワーデモ)が11日、全国各地で行われました。東京駅前での行動には、「性暴力許さない」と書かれたプラカードや花を手にした人たちがたくさん集まりました。自身が受けた性被害を次つぎとスピーチし、みんなで声をあげ続けようとアピールしました。(関連記事)

 相次いだ性犯罪の無罪判決に抗議して、昨年4月から始まり全国に広がっているフラワーデモは今月で11回目。来月までの開催が予定されています。今月は少なくとも40都道府県で行われたと発表がありました。

 呼びかけ人のひとりで編集者の松尾亜紀子さんは、「何かあれば、すぐに全国で集まることができるようになったと思います。来月で一区切りをつけますが、性暴力をなくす取り組みを終わりにするわけではありません。これからも頑張りましょう」と話しました。

 性暴力被害の当事者団体「Spring」代表理事の山本潤さんは、フラワーデモ開催のきっかけのひとつとなった性犯罪の無罪判決が先日、福岡高裁で逆転有罪となったことにふれ、「私たちが声をあげたことは決して無駄ではありませんでした」とのべ、力をあわせて社会を変えていこうと語りました。

 日本共産党の志位和夫委員長をはじめ、共産党の国会議員も多数参加しました。


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