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2020年2月11日(火)

トランスジェンダーの人権を考える

「あいまいな差別」とは

大阪で集い

写真

(写真)マイクロアグレッションについて話し合う報告者ら=9日、大阪市北区

 生物学的な性と性自認とが一致しないトランスジェンダーへの人権問題を考える企画が9日、大阪市の関西大学梅田キャンパスで開かれ、135人が参加しました。主催は昨年12月に発足した「きんきトランス・ミーティング」。

 テーマは「マイクロアグレッション」で、「あいまいな差別」などと訳され、明確に悪意のある差別と異なり、当事者も差別なのか困惑するような言動を指します。大阪府立大学院生の中西祐貴さん、「にじーず」代表の遠藤まめたさん、関西大学准教授の井谷聡子さんが報告しました。

 中西さんは性自認が女性だと明らかにしているのに「彼」と呼ばれるなどの事例を紹介。遠藤さんは「差別が分かりやすければ反対や抗議ができるが、現実の差別は複雑だ」と述べました。井谷さんは、日常的なマイクロアグレッションの蓄積が被害者に与える心理的・身体的・経済的に深刻なダメージを指摘しました。

 マイクロアグレッションの現場に居合わせたときの対処として「瞬時に『差別だ』と声を上げ加害行為に気づかせる」「被害者の隣に座って『あなたの味方だよ』という態度をとるだけでもいい」などの意見が出ました。


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