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2020年2月11日(火)

論戦ハイライト

中東派兵 危険明白

一触即発状態 自衛隊撤収を

衆院予算委 穀田議員

 日本共産党の穀田恵二議員は10日の衆院予算委員会で、自衛隊が派兵された中東地域では軍事的緊張が高まっており、自衛隊が紛争に巻き込まれる危険があると指摘し、撤収を求めました。


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(写真)担当大臣に質問する穀田恵二議員(左)=10日、衆院予算委

 1月の米国によるイラン司令官の暗殺とイランの報復攻撃後も米国は、「米国人を攻撃すれば、命はない」(トランプ米大統領、4日の一般教書演説)と発言するなど、米・イラン両国が応酬を繰り返しています。穀田氏は「一触即発の危機は消え去っていない」と指摘。河野太郎防衛相も「ある程度の緊張関係があるのはそのとおりだ」と認めざるを得ませんでした。さらに穀田氏は、米国のイラン司令官の暗殺は、「想定内の事態だった」と言えるかと追及しました。

 穀田 司令官暗殺に関し、米国から事前通告はあったか。

 茂木敏充外相 具体的に想定外、想定内と申し上げるのは難しい。

 穀田 司令官暗殺はまさに想定できない事態だったということだ。米・イラン間の緊張が高まったままである以上、予期せぬ形で軍事衝突が起こり得る危険がある。

ペルシャ湾も

 穀田氏は、河野防衛相が海上警備行動を発令した場合にホルムズ海峡西側のペルシャ湾の公海も「排除しない」としていると指摘。外務省資料には、米軍主導の「有志連合」(海洋安全保障イニシアチブ)が作戦を実行する海域がペルシャ湾、ホルムズ海峡、バベルマンデブ海峡、オマーン湾の公海と記されていることを示しました。

 穀田 「有志連合」の作戦地域と自衛隊が活動する海域は重なるではないか。

 河野太郎防衛相 オマーン湾、アラビア海北部は重なっている。(海上警備行動は)ペルシャ湾も論理的には排除されていない。

 穀田氏は、イランが「有志連合」を「敵対行為」とみなしていると指摘。自衛隊が事実上、「有志連合」と同じ海域で活動することは、「有志連合」とイランの間で軍事衝突が起きた場合、自衛隊が巻き込まれると警鐘を鳴らしました。

追尾された?

 穀田氏は、海上自衛隊の掃海母艦「ぶんご」と掃海艇「たかしま」が、2019年10月23~25日、オマーン湾からホルムズ海峡付近を航行中にイランの革命防衛隊とみられる船から追尾されたのではないかと追及。防衛省に提出させた両艦艇の10月24日の「航泊日誌」を示し、ホルムズ海峡への出入りの時間帯が黒塗りにされていることを明らかにしました。

 穀田 この箇所を隠した理由は何か。「追尾を受けた」事実を示す記載があるからではないか。

 防衛相 任務遂行、安全確保に支障を生じることから不開示とした。

 追尾の事実について否定できない河野防衛相。穀田氏は、海自が国連海洋条約上、日本国籍を示す外部標識として位置づけている「自衛艦旗」を掲げていたにもかかわらず、追尾されていたならば極めて重大だと追及しました。河野氏は、追尾の事実について「部隊の運用」を理由に答弁を拒み続けました。

 穀田氏は、海自のホームページには、不開示とされた10月24日の活動が複数の写真で公開されていることも指摘。「追尾が事実なら、自衛隊派兵が地域の軍事的緊張を高めるばかりか、自衛隊員を危険にさらすことは明白だ」と強調しました。


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