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2020年2月8日(土)

極右が支持の州首相辞任

独テューリンゲン 世論反発受け

連立党間の協議要請

 【ベルリン=伊藤寿庸】ドイツ東部のテューリンゲン州で極右政党の支持で選出されたケメリヒ州首相は6日、辞任を表明しました。「ドイツのための選択肢」(AfD)の支持を得て当選したことに対し政界や世論から強い反発を受けたためです。


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 南アフリカ共和国を訪問中のメルケル首相は同日、極右の支持による同州首相の選出について「許されない」と指摘。「キリスト教民主同盟(CDU)の基本原則に反する」として、AfDと連携した同州のCDUを批判しました。

 ケメリヒ氏は、州議会選挙の解散・再選挙を示唆しました。

 州議会での再選挙が行われる場合、左翼党は、緑の党、社会民主党(SPD)の支持でラメロウ前州首相を再度立候補させると表明。昨年10月の選挙でのSPDの大敗で、3党の合計は過半数割れしています。左翼党の連邦指導部は6日、1日で入党者が普段の10倍の113人に達したと発表しました。

 AfDの同州トップ、ヘッケ州議会議員団長は、ベルリンの「虐殺された欧州のユダヤ人のための記念碑」について、ドイツ人は「首都の真ん中に恥の記念碑を建てる世界で唯一の民族」などと批判するなど、同党内の最右派の派閥を率います。

 このため、AfDの支持を受けた州首相選出には「民主政党、政党制度、市民の政治家への信頼に大きな打撃を与えた」(経済紙ハンデルスブラット)と強い批判が出ています。

 極右の支持を受けての州首相誕生は戦後ドイツで初めて。ナチスドイツの過去を持つ国としては一線を越える事態となりました。

 CDUのクランプカレンバウアー党首と、自由民主党(FDP)のリントナー党首が州議員、地方組織を説得。ケメリヒ氏の辞任表明は余儀なくされた形です。連邦レベルでメルケル首相率いるCDUと大連立を組むSPDは、この問題で連立党間の緊急協議を要請しました。


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