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2020年2月1日(土)

護岸安定性など議論

辺野古軟弱地盤技術検討会

 防衛省沖縄防衛局は31日、沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に関する軟弱地盤の改良工事について、専門家でつくる「技術検討会」の第4回会合を防衛省内で開きました。埋め立て地の沈下量の検証や予測などを時系列的に把握する動態観測の範囲や、護岸の安定性などについて議論しました。

 一方、滑走路予定区域下の軟弱地盤に伴い、滑走路に凸凹(不同沈下)が生じ、米軍の基準と合致しないとされている問題について、防衛省は「設計段階で基準を満足していないことはない」としています。

 検討会は第5回会合も開催します。防衛省は、年度内にも地盤改良工事に伴う設計変更を沖縄県に申請することを狙っています。


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