2020年2月1日(土)
最大リスクに備えよ
塩川氏 新型肺炎対策求める
日本共産党の塩川鉄也議員は31日の衆院予算委員会で、新型コロナウイルス肺炎への対応について質問に立ち、医療機関や保健所の体制の確立・強化、打撃を受ける産業への経済支援などを求めました。
塩川氏は、指定感染症に指定された新型肺炎について、院内感染を防ぐための施設、人員体制がとれているかを質問しました。
加藤勝信厚労相は体制の現状について、感染症指定医療機関(結核を除く)が407施設(1700床)と報告。「現在の対応の中心は標準予防策だ。サージカルマスク、手袋、手洗いに加えて、接触、飛沫(ひまつ)感染の予防を行うこと、個室が望ましいことなどが院内感染マニュアルに書かれている」と説明し、「今後の知見によって適宜変えていかなければならない」と述べました。
塩川氏は「最大限のリスクに備える必要がある」と指摘し、「それに対応した応援体制や財政支援が求められている」と強調しました。また、「経済的な影響が出ることを恐れて、検査に不備がでるようなことはあってはならない。打撃を受ける産業への経済支援も必要だ」と求めました。








