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2020年1月18日(土)

日本共産党第28回大会 県知事のメッセージ

沖縄県知事 玉城デニーさん

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 はいさい、ぐすーよーちゅううがなびら(みなさん、こんにちは)。

 沖縄県知事の玉城デニーです。

 日本共産党第28回大会の御盛会を心よりお喜び申し上げます。

 日本共産党の志位和夫委員長、小池晃書記局長をはじめ、本日お集まりの皆様、全国の党員、支持者の皆様には、沖縄の諸問題解決のために、常日頃から、温かいご支援を頂き、深く御礼申し上げます。

 私は、知事に就任以来、子どもの貧困問題や普天間飛行場の負担軽減と辺野古新基地建設に反対する民意の実現などをめざし、全力で取り組んでまいりました。

 昨年、沖縄防衛局は工期と事業費を、従来の発表から大幅に修正しました。これまで、政府は辺野古埋め立て工事が必要な理由を「普天間の危険性を早期に除去するため、極力短期間で移設できる案が望ましい」と説明してきましたが、その根拠や必要性は失われてしまいました。普天間の危険性除去は喫緊の課題です。私は辺野古移設に関わりなく、速やかな運用停止を含む危険性除去を強く求めていく所存です。

 オール沖縄の立場で、辺野古新基地建設の断念を政府に強く求めていきます。係争中の裁判で、県の主張が認められるよう全力を尽くす決意です。

 今年は戦後75年を迎える節目の年です。

 沖縄県で一般住民を巻き込んだ苛烈な地上戦が行われた結果、20万人余りの尊い命が犠牲となり、かけがえのない文化遺産や自然が失われました。戦後75年の節目に悲惨な戦争の惨禍を被った沖縄、広島、長崎の3者が平和への強い思いを発信するのは大変意義深いと考え、沖縄全戦没者追悼式、広島市、長崎市への平和記念式典の相互参列の調整を進めています。沖縄全戦没者追悼式には国連代表として事務総長の招待を国連と調整しているところです。

 日本共産党におかれましては、基地問題の解決と沖縄の経済発展、地方自治と立憲主義を守るために、県政への引き続きのご支援をお願いいたします。

 終わりに、日本共産党の今後ますますのご発展と、お集まりの皆様のご健勝をお祈り申し上げ、お祝いのメッセージとさせて頂きます。


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