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2020年1月18日(土)

中央委員会が推薦する中央役員候補者名簿の提案にあたって

幹部会副委員長 浜野忠夫

 日本共産党第28回大会4日目の17日、浜野忠夫副委員長が報告した「中央委員会が推薦する中央役員候補者名簿の提案にあたって」は、次の通りです。


写真

(写真)報告する浜野忠夫副委員長=17日、静岡県熱海市

 中央委員会が、党規約第13条にもとづいて推薦する、次期中央委員会の候補者名簿の提案について報告します。

 中央委員会が党大会に提案する、中央委員会の名簿案は、中央委員193人、准中央委員28人、合計221人となっています。みなさんに配布されている中央役員候補者名簿のとおりです。

 名簿案作成の基本的考え方、そのいくつかの特徴、作成にあたって留意したことについて説明します。

 中央委員会構成の名簿案作成にあたっては、先に承認された「第28回党大会における中央委員会の選出基準と構成について」を基本的な考え方として、これをふまえておこないました。

 第28回党大会では、「綱領一部改定案」と「政治任務」「党建設」の二つの決議案を決定することになります。党の歴史上でも特別の意義をもつ党大会となります。

 第28回党大会で選出する新しい中央委員会は、改定される綱領と二つの決議の具体化と実践、その指導に責任をもち、この党大会で決定される歴史的任務遂行にふさわしく、正確、機敏、安定した指導性を発揮できる構成にする必要があります。

 綱領一部改定案報告は、発達した資本主義国である日本での革命の事業には特別に困難な条件があることをあきらかにしました。

 その日本で、革命の事業を成功させるためには、中央委員会が、正確で、機敏で安定した指導性を発揮することがもとめられます。そして、革命的伝統にそって、党のひきつづく確固たる路線を継承・発展させなければなりません。

 そのためには、わが党の従来からの幹部政策である「長い経験と豊かな知恵をもつ試されずみの幹部」と「将来性のある若い新しい幹部」の結合という原則を堅持し、ベテランの幹部と若い新しい幹部の双方が最大限に力を発揮できる構成となるよう名簿案を作成しています。

 この点は、9中総でも、第28回党大会に推薦する「中央役員候補者」を決める論議のなかで討論になり、次の点を中央委員会総会として確認しました。

 日本共産党は、日本の政治を根底から変革する民主主義革命を任務とし、さらにすすんで社会主義・共産主義社会を築くことを目標にかかげる変革の党であり、革命政党です。

 階級闘争は、多くの困難がともなうものであり、支配勢力は、つねにすきあらば、日本共産党をつぶすことを虎視眈々(こしたんたん)と狙っている。そのもとで、長年の経験と豊かな知恵をもつ試されずみの同志の知恵と力が必要になります。

 したがって、わが党は、ある一定の年齢に達したという理由だけで、機械的に年齢で区分する立場はとらず、能力もあり、健康な同志には、その条件もふまえながら、大いに党のために力を発揮してもらうことが、革命政党の立場であること、そもそも年齢だけの基準で、党の任務を果たせるか、果たせないのかを判断するのは、科学的な立場ではないことを確認しました。

 そして、中央役員とその部署は、党規約で定められた任務の分担であって、身分的序列ではないという党の一貫した立場を堅持することを確認して構成案作成に当たりました。

 提案している中央委員会構成案のいくつかの特徴について説明します。

 第1に、構成の内容ですが、

 (1) 中央委員に推薦する同志は193人です。内訳は、

 ・ひきつづき中央委員に推薦する同志149人

 ・准中央委員から中央委員に推薦する同志28人

 ・直接中央委員に推薦する同志16人

 (2) 准中央委員に推薦する同志は28人です。

 ・ひきつづき准中央委員に推薦する同志17人

 ・新たに准中央委員に推薦する同志11人です。

 第2に、7中総で全中央役員から「自己の進退について」希望を出していただきました。40人を超える同志から、中央役員退任の希望が出されました。党の一貫した幹部政策の基本をふまえ、また、党中央・地方の党機関の現状を直視し、これらの同志とは、個別に面談し中央委員会構成の基本的立場を伝え、積極的に慰留しました。その結果、健康や家庭の条件などやむを得ない事情で、どうしても中央役員継続が困難な同志を除いて、一定の年齢に達している同志を含めて、多くの同志が退任希望を撤回し、中央役員としてひきつづき頑張る決意をしていただきました。

 第3に、党大会第2決議案で「中央委員会も、都道府県・地区委員会も、党員の構成にふさわしく、女性幹部を積極的に登用し、党機関での意思決定の場に女性の参加を高めよう」と強調しています。この立場で、中央委員会の構成に女性幹部を加えるように積極的に努力をした結果、第27回党大会の48人から13人増え61人となり、女性役員の占める率は22・4%から27・6%へと5・2%高まっています。人数・率とも党史上最高を更新しています。しかし、党員に占める女性の率は49%であり、まだまだ不十分であります。ひきつづき女性幹部の養成と登用の努力を強めなければなりません。中央委員会に女性幹部を登用していくためには、都道府県と地区委員会の幹部、とりわけ専従常任委員に女性幹部を登用することが重要だと思います。中央・地方ともに一層の努力が必要です。

 第4に、国会議員団と地方議員(団)の果たしている役割と任務はいっそう重要性を増しており、構成案では、衆・参の国会議員25人全員を、また地方議員は新たに11人を加え、28人の地方議員を中央委員に推薦する案となっています。

 第5に、今回、准中央委員に28人を推薦していますが、新たに准中央委員に推薦しているのは11人です。第27回党大会で准中央委員に選出された同志で、今回もひきつづき准中央委員に推薦している同志が17人ふくまれています。また、5人の同志が推薦されていません。これは、第25回党大会以来確認してきた「准中央委員は中央委員の候補期間として活動実績を評価し、次期党大会で自動的に中央委員に推薦することはせず、こだわりなく交代をはかる」立場を継承したものです。また、「第27回党大会選出の中央役員数を大きく超えないようにする」ことを考慮したこともあります。

 今回推薦されなかった同志も、党のつぎの世代を担う幹部であることに変わりはありません。それぞれの部署で幹部として頑張っていただきたいと思います。

 第6に、中央委員と准中央委員に新たに27人の同志を推薦する案になっていますが、そのうち18人が地方党組織の同志たちです。今回も地方党組織からの中央役員の推薦を重視しています。

 また、ひきつづき、すべての都道府県委員会に中央役員を適切に配置するとともに、特定の都道府県委員会に偏った配置にならないよう配慮した案にしています。

 第7に、党規約は党員の権利と義務として「市民道徳と社会的道義をまもり、社会にたいする責任をはたす」ことを定めています。さらに、党大会第2決議案でも「市民道徳と社会的道義をまもり、ハラスメントを根絶する」ことを提起しています。この見地から、中央役員の推薦にあたっては、能力とともになによりも品性を重視しました。市民道徳、社会的道義に問題のある同志、謙虚さに欠け、粗暴なふるまいのある同志は、推薦しない立場で構成案を作成しています。

 第8に、第27回党大会選出の中央委員会の構成数を大きく超えないよう努力しましたが、先に述べた諸点を重視して構成案を作成した結果、第27回党大会選出数214人より7人増える構成案となりました。しかし、中央財政の事情を十分考慮した構成案となっています。

 第9に、健康、家庭などのやむを得ない事情で、今回中央委員を退任する同志は15人です。それぞれの条件を生かし、党本部や地方で適切な任務につき、積極的役割を果たしていただくことにします。

 なお、この間、幹部会委員だった佐々木陸海同志が昨年12月に亡くなっています。

 以上が、中央委員会が、第28回党大会に推薦する中央役員候補者名簿案です。ご検討ください。

 つぎに、党規約第28条にもとづき、党大会に報告し承認を受ける名誉役員の名簿についての提案です。

 今回退任される中央委員のうち中央役員歴20年以上の同志は8人ですが、その中で6人を新たに名誉役員に推薦しています。1人はひきつづき党本部で任務につくことになっています。この同志は、本部勤務を退職されるときに名誉役員に推薦したいと思います。1人は名誉役員になることを辞退されました。

 第27回党大会で名誉役員に承認された58人のうち、この間、青木正彦、和泉重行、上原清治、梅田勝、神戸照、立木洋、西井教雄、松本善明、柳浦敏彦、雪野勉の10人の同志が亡くなりました。

 したがって、48人の同志をひきつづき名誉役員に推薦することになります。

 今回新たに推薦する6人の同志と合わせて54人を名誉役員として推薦し、党大会に報告し、承認を求めるようにしたいと思います。

 以上が党大会にかかわる人事についての提案です。ご検討いただくようお願いします。


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