2020年1月17日(金)
第28回党大会
漫画『マルクス&エンゲルス』作者 実は…
兵庫・尼崎 小村さんの発言 話題に
|
漫画『マルクス&エンゲルス』(高文研)は、兵庫県尼崎市の3人が作り上げました―。静岡県熱海市で開催中の日本共産党第28回大会で16日、小村潤さん=尼崎市議、衆院近畿比例・兵庫8区予定候補=の発言が話題になりました。
書籍販売コーナーに平積みされていた同書は、またたく間に売り切れに。山口県宇部市議の藤井岳志さんは「後で取り寄せるので写真を撮らせて」とスマホをかざしていました。
一昨年、話題になった映画「マルクス・エンゲルス」。小学校教員だった野口美代子さんが、誰もが知っているリンカーンと同時代のマルクスについて、もっと多くの人に知ってもらいたいと漫画にすることを提案しました。
「尼崎に知り合いの若手の漫画家が2人いる。1人は18歳の私の娘です」と小村さん。「図書館から膨大な本を借りて読みあさり、ちょっとしたエピソードを盛り込んで身近に感じてもらえるよう工夫しました。難しいテーマですが、読み手を退屈させないよう挑んだようです」
娘さんのペンネーム「丸川楠美(まるかわ・くすみ)」はマルクスから、もう一人の漫画家「円谷源(えんたに・げん)」はエンゲルスからつけたとか。