2020年1月15日(水)
第28回大会 共闘する野党・会派などからあいさつ
社会民主党幹事長 吉川元さん
安倍政権倒し崩壊止めよう
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まずは、日頃から日本の平和と民主主義、そして国民の暮らしを守るために地域で活動されているみなさまに対して心より敬意を表したいと思います。
私ども社民党も地域でみなさまと共闘を組みながらこれまで活動を続けてまいりました。本当にみなさまの活動に頭が下がる思いであります。
安倍政権の7年間に文書を隠さなかった、文書を書き換えなかった、うそをつかなかった、わいろをもらわなかった、情報を漏らさなかった、そんな省庁がいったいいくつ残っているでしょうか。数えてみるとほとんどありません。まさに行政が崩壊する直前です。
同時に国民の暮らしも崩壊の直前です。金融資産を持たない世帯にとってみれば2%の消費税増税は、そのままストレートに生活の「2%の低下」につながります。
そしてもう一つ、平和であります。安倍政権のもとで集団的自衛権が行使一部可能になり、あろうことか国会でなんの論戦も議論もないまま紛争地域に自衛隊を派遣しようとしています。
まさに9条を無視する安倍政権をみんなの力で倒そうではありませんか。
3年半前の参院選挙から本格的な野党共闘がスタートしました。私も香川と岡山の選挙応援に入らせていただきました。
当時、野党共闘に脅威を覚えた自民党、そして安倍政権は盛んにこんなことを言っておりました。
「あの候補にはもれなく共産党が付いてくる」
私はそれを聞いて大変失礼だと思いました。もれなく付いてくるのは社民党も付いてくるんです。そして忘れてならないのは、もれなく付いてくるのは市民です。
そのことを最も恐れたのが安倍政権です。
安倍政権のもとで壊されようとしている国民の暮らし、平和、行政への信頼、これを取り戻すために来る総選挙、一致結束をしてたたかいぬき、今の政権を倒そうではありませんか。