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2019年12月29日(日)

地域医療を守ろう

青森 高橋議員が県部長と懇談

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(写真)懇談する、有賀健康福祉部長(右列中央)と高橋議員(左列中央)ら=27日、青森県庁

 日本共産党の高橋千鶴子衆院議員は27日、厚生労働省が「公立・公的病院の再編統合の議論が必要」とする病院を名指しした問題について、青森県の有賀玲子健康福祉部長と懇談しました。吉俣洋県議、斎藤美緒党県書記長(衆院1区予定候補)が同席しました。

 有賀部長は、名指しされた県の10病院では、すでに機能再編やベッド縮小などを検討しており「今さらだし、唐突でもある」と述べました。看護師の需給見通しについても、国の物差しで見れば看護職員が足りているということになるが「現場の実態は違うように思う」「薬剤師などの不足により、看護師が本来業務以外の仕事をせざるを得なくなっていることが多忙化の根本にあるのではないか」と語りました。

 高橋議員は「医師がいないからと病院統合を急ぎ、その結果、さらに医師不足に拍車が掛かるという悪循環も生まれている。地域医療を守るために力を合わせていきましょう」と呼びかけました。

 同日、高橋議員は党弘前市議団とともに、新中核病院の問題で同市の外川吉彦健康こども部長、佐伯尚幸地域医療推進室長と懇談し、救急体制の問題などについて話し合いました。

 新中核病院は、国立病院機構弘前病院と弘前市立病院が統合し、2022年の運営開始を目指しています。


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