2019年12月18日(水)
新人王を表彰
囲碁 孫七段 将棋 高野五段
![]() (写真)優勝杯を手にする囲碁新人王の孫喆七段(左)と将棋新人王の高野智史五段=17日、東京都港区 |
囲碁第44期新人王戦(しんぶん赤旗主催)で初優勝した孫喆(そん・まこと)七段(23)、将棋第50期新人王戦(同)で初優勝した高野智史(たかの・さとし)五段(26)との合同表彰式が17日、東京都港区の明治記念館でおこなわれました。
小木曽陽司赤旗編集局長が主催者あいさつし、優勝カップ、賞金目録を贈呈。小林覚日本棋院理事長、滝口政季関西棋院常務理事、佐藤康光日本将棋連盟会長がそれぞれあいさつし、両新人王に賞状を贈りました。
この中で小木曽編集局長は、若手棋士の活躍が際立つ中で新たに新人王戦が注目されているとし、両新人王の「今後のご活躍を期待します」とのべました。
孫七段の師匠、萩原睦七段は「師匠として恵まれた」と弟子をたたえ、孫七段は「囲碁を続けられたのは師匠のおかげ。活躍して師匠を有名にしたい」と会場を沸かせました。
高野五段の師匠、木村一基王位が「師匠を乗り越えろ」と話を結び、高野五段は、悩みながらプロの道を決意した経緯をとつとつと語りました。その過程を支え続けた師匠に「その優しさは自分にはまぶしすぎた」と感謝の気持ちを伝え、参加者の涙を誘いました。
続いて開かれた祝賀会で、囲碁文化振興議員連盟の柳本卓治会長(前参院議員)があいさつしました。









