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2019年12月8日(日)

模擬弾回収 米が中断

政府「落下原因の回答困難」

高橋氏に答弁書

 米空軍三沢基地(青森県三沢市)所属のF16戦闘機が同県六ケ所村の民有地に模擬爆弾を落下させた事故(11月6日)で、政府は6日、米軍の回収作業が中断していたことを明らかにしました。また、落下原因について「現時点で答えることは困難だ」としました。日本共産党の高橋千鶴子衆院議員の質問主意書に答えました。

 政府は閣議決定した答弁書で、「落下地点として推察される土地の掘削や沼地内の探索等の作業を進めていたものの、当該掘削の作業が地下水の漏出により中断を余儀なくされるなどした」と説明。「いまだ当該模擬弾の回収には至っていない」としました。現在は、米軍が回収に向けた作業方法を検討していると答弁しています。

 落下事故から1カ月がたちますが、模擬弾の回収作業は進展していません。

 一方、米軍は、模擬弾を使用する訓練は当面行わないとしていますが、F16戦闘機の飛行訓練は再開しています。


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