2019年11月27日(水)
新基地反対 民意尊重を
デニー知事支援集会
那覇地裁前
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那覇地裁で26日に行われた、沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設をめぐり県と国が争う「抗告訴訟」第1回口頭弁論の前に、玉城デニー知事を支援する集会が同日、同地裁前の城岳公園で開かれました。参加者一同は「(国は新基地反対の)県民の民意を尊重しろ!」とシュプレヒコールを上げました。
集会は、新基地反対の「オール沖縄会議」が主催。同会議の高里鈴代共同代表は「県は毅然(きぜん)として裁判を起こし続けている。県民投票でも明確に意思を示した。最後まで揺るがない思いを示し続けよう」と呼びかけました。
デニー知事は「辺野古(新基地建設)のデタラメな工事をやめて、未来の世代に対して責任ある国の姿勢を示してほしい。多くの国民が平和と安心な生活を望んでいることに、しっかりと力を注いでほしい。そういうことを述べてきたい」と、意見陳述に臨む決意を語りました。
参加者らは、地裁に向かうデニー知事を先頭に「知事頑張れ!」「弁護団頑張れ!」とコールしながら行進しました。参加していた東京都在住の女性(74)は「沖縄の人たちが頑張っているから、私たちもできるところで頑張らなきゃ」と強調しました。
集会には、日本共産党の、とぐち修、比嘉みずき両県議も参加。とぐち県議は、団長として参加した、県民の民意を米政府・議会関係者等に伝えた県政与党県議らの訪米行動について報告しました。