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2019年11月26日(火)

「首里城は日本の宝」

参院沖縄北方特委が調査

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(写真)記者団の取材に答える小西委員長(左から3人目)と紙議員(右端)ら=25日、沖縄県庁

 首里城(那覇市)の正殿などが全焼した10月31日の火災の被害状況等を調査するため、参院沖縄北方特別委員会の与野党の国会議員らは25日、沖縄県を訪れ、首里城を視察しました。日本共産党の紙智子議員が参加しました。視察後は県庁で知事や副知事、那覇市長、専門家などから意見の聞き取りを行いました。

 聞き取り後、同特別委員会の小西洋之委員長は記者団に、「副知事からは首里城の再建予算は、沖縄振興予算とぜひ別枠でという意見をいただきました」と説明。「県民の皆さまの気持ち、意見を大切にしながら、役割を果たさなければいけない」と述べました。

 玉城デニー知事からは「首里城復興戦略チーム」を立ち上げたことや、県民の声をまとめていく「県民会議」設置の意向が改めて示され、その上で「国としての大きな支援をお願いしたい」との要望があったといいます。

 紙議員は今回の調査を振り返り、「(首里城は)沖縄のアイデンティティーであると同時に日本の宝でもある。復元に向けた意欲と、具体的な実践をするためのカギを感じることができた。県民の思いの立場から、国や行政のありかたを国会で議論していきたい」と決意を語りました。


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