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2019年11月21日(木)

「政治の流れ変えよう」

岡田元副総理が応援演説

24日投票の高知知事選

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(写真)声援に応える(左から)鈴木、岡田、松本、屋良、広田の各氏=19日、高知県本山町

 24日投票の高知県知事選で、猛追している野党統一の松本けんじ候補の勝利を勝ち取ろうと、元副総理の岡田克也衆院議員らが19日夜、本山町で開かれた個人演説会で支援を訴えました。満席となった会場は、参加者の熱気に包まれました。

 国民民主党の屋良朝博衆院議員、選対本部長の広田一衆院議員も訴え。教育研究者で土佐町議(無所属)の鈴木大裕氏が司会を務めました。

 岡田氏は、高知で生活し、県民の生活をよく知る松本候補と、三十数年ぶりに高知に戻ってきた相手候補とのたたかいだと指摘。地方の生活の厳しさに触れ、「地方の生活の現実がわかった人がリーダーにならなければ変えられない。それは松本さんしかいない」と強調し、「いい結果を出し、日本の政治の流れも変えていこう」と呼びかけました。

 屋良氏は、沖縄・辺野古への米軍新基地建設について「『安全保障』の議論がない。資料を求めても出てこない。これは民主主義の根幹だ」と指摘。「一つひとつの選挙で勝ち、日本の民主主義を定着させていくことが大事だ」と訴えました。

 地元代表の応援演説で、高校3年生は「県版学力テストをなくし、生徒と触れ合える時間をつくってほしい」と語り、本山保育所保護者会の田岡優会長(44)は、米軍機の低空飛行や騒音、墜落の不安に子どもたちがおびえているとして「低空飛行は即刻中止を。松本さんに頑張ってほしい」と話しました。

 松本候補は「政治を変えるのは一人ひとりの県民です。地域の課題を解決する力も、そこに生きる人の中にこそある。『国言いなりでなく、高知のことは高知で決める』県政、『だれ一人取り残さない』県政をつくろう」と訴えました。


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