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2019年11月21日(木)

高知県知事選24日投票

青年、連日の宣伝・発信

“松本さんと政治変える”

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(写真)街頭で対話する青年たち=19日、高知市

 大激戦の高知県知事選(24日投票)で野党統一の松本けんじ候補(35)と一緒に政治を変えようと、青年サポーターらでつくる「マツケン.come」が連日宣伝やSNSでの発信などで支持を広げています。教育政策などへの切実な願いも続々と寄せられています。

 メンバーは、高知市の繁華街で連日宣伝。7日の告示以降、450人以上と対話しています。

 「だれ一人取り残さない教育を」と訴える松本候補の教育政策に共感が広がっています。投票に「行くかどうか迷っている」という18歳の女子高校生の2人連れは、県版の学力テストを廃止するという松本候補の政策を知り、「本当にテストが多過ぎ。松本さんに入れます」とビラを受け取りました。子どもからも「学テを廃止してほしい」の声が続出。教員とも対話になり、「変形労働時間制は困る。県版の学テを含め、テストの負担が大きい。変えないと」と期待が寄せられました。

 「マツケン.come」メンバーで松本候補と同世代の教員は、教員仲間十数人に「LINE(ライン)」で「松本候補に声を届けてほしい」と呼びかけました。すると深刻な実態が相次いで返ってきました。

 ある教員は、県版学力テストに執念を燃やす管理職について「学テの結果がよかった先生を連れてごはんをごちそうし、結果が悪かった先生は人格否定も含めて非難している」と告発しました。

 別の教員も「平均点以下なら指導主任が見に来る。過去問をやるので点数は上がるが、本来の学力向上にはならない」「慢性的な教員不足で生徒の話を聞いてあげられない」と訴えました。

 メンバーの教員は「思った以上に多くの熱い声が集まった。生徒のための教育をしたい。自分たちの声を聞いてくれる人がトップに立ったら、本気で教育が変わると思う。ワクワクします」と語ります。

 寄せられた声は松本候補に届け、演説やSNSで紹介されています。

 「マツケン.come」のメンバーも、街頭で寄せられた声をツイッターなどで紹介。イラストが得意なメンバーは漫画を描き松本候補の政策を発信しています。

 メンバーの大学2年生(20)は先輩などに「マツケンさんを応援している」と語っています。「決めていない」という人にも、学テ廃止などの政策を紹介すると、よく聞いてくれると言います。「話を聞くと切実な思いが分かるし、その声はマツケンさんの政策につながるものが多い。支持を広げていきたい」と話しています。


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