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2019年11月16日(土)

たたかう市民が連帯

「武器より暮らし」ネット結成

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(写真)「武器より暮らしを!市民ネット」結成を発表するよびかけ団体の代表とゲストスピーカー=15日、参院議員会館

 「武器より暮らしを! 増税なんのため? 大軍拡予算案を許すな!」と15日、「武器より暮らしを! 市民ネット」が結成され、参院議員会館で会見と集会を開きました。

 会見では、よびかけ団体の「社会権の会」の申惠丰青山学院大学教授、「大軍拡と基地強化にNO! アクション2019」の池田五律氏、「武器取引反対ネットワーク NAJAT」の杉原浩司代表が発言しました。

 杉原氏は、多額の税金が武器に使われる一方、市民が本当に必要とする分野に手当てがされていないと批判。「『武器より暮らし』をスローガンに広く横につながり、政府、政党に声を届けたい」と語りました。

 趣旨に賛同するゲストスピーカーが次々と発言。年金引き下げ違憲訴訟の原告・弁護団、「高等教育無償化プロジェクト FREE」、国際環境NGO「FoE Japan」、避難の協同センターの代表らが「高等教育無償化に逆行した政治に憤りを感じる。暮らしの連帯へ頑張りたい」「武器爆買いや東京五輪の影で原発事故被災者が犠牲になっている。強く連帯したい」などと述べました。

 同ネットは、広く個人・団体に参加を呼びかけ、政府交渉や野党への働きかけ、集会や「アクションシート」作成など、来年度予算に向けて活動を展開する予定です。


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