しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2019年11月15日(金)

議席の半分女性に 決意新た

次期衆院選へQの会 国会内で集会

 女性の地位向上とともに、政治に女性の声や視点を反映させるため、次期衆院選で議席の半数に女性を送り出そうと、「クオータ制を推進する会(Qの会)」は14日、国会内で集会を開き、106人が参加しました。


写真

(写真)あいさつする赤松氏(右から3人目)と、畑野氏(左から2人目)ら各党の責任者=14日、衆院第2議員会館

 代表の赤松良子元文相は、今夏の参院選で女性候補を増やそうと取り組み、過去最多に並ぶ女性が当選したことについて、「前向きに進んでいることは確かなので引き続き頑張っていきたい。女性の地位向上のため、これが日本の国のためになると思っているのでご支援を」とのべました。

 与野党各党から責任者が出席。国会や地方議会の選挙で、候補者の数をできるだけ男女均等にするよう政党に努力を求める「政治分野における男女共同参画推進法」施行後初の国政選挙となった参院選の総括について、それぞれ報告しました。

 日本共産党の畑野君枝衆院議員は、参院選での党女性候補の割合が55%を占めたことや、都道府県議会での女性比率は54%に上っていることを報告。来年の党大会の決議案に「あらゆる選挙で女性候補の比率をたかめ、女性議員を増やすことに力を注ぐ」ことを盛り込んで全党で討議していることを説明し、「(推進法に基づいて)さらに努力していかなければいけない」と語りました。

 超党派の国会議員でつくる議員連盟の中川正春会長は、推進法の理念実現へ議連として取り組みを充実させていく決意を訴えました。


pageup