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2019年11月12日(火)

赤旗 全国囲碁・将棋大会

強豪が実力発揮 出場者が切磋琢磨

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(写真)囲碁の決勝をたたかう招待の柳田朋哉さん(左)と、岡山県代表の多田遼太郎さん=10日、東京都渋谷区

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(写真)将棋の決勝をたたかう北海道代表の横山大樹さん(左)と新潟県代表の早川俊さん=10日、東京都渋谷区

 10日、東京都渋谷区の日本共産党本部で行われた第56回しんぶん赤旗全国囲碁・将棋大会(赤旗名人戦)は囲碁で柳田朋哉さん(26)=招待=が4連覇、将棋で横山大樹さん(29)=北海道=が2度目の優勝と、強豪が実力を発揮。出場者が切磋琢磨(せっさたくま)し、互いを高めあいました。

 囲碁の柳田朋哉さんは、普段着だった大会初日とは打って変わってスーツ姿。4連覇については「頭を空にして考えないようにしました」といいます。

 準優勝の多田遼太郎さん(28)=岡山県=は「これまでベスト8が最高だったので、決勝にすすめて満足です。最後まで、自分らしいひたむきな碁を打てました」と語りました。3位の小野慎吾さん(36)=山口県=は「一昨年も、今回も柳田さんに敗れました。秒読みで差をつけられてしまいます」と振り返りました。「この大会は、リーグ戦で1度負けてもチャンスがあり、みんながたくさん対局できるところが魅力ですね」

 府川浩二さん(65)=神奈川県=も「若い出場者も増え、1日何局も集中して打つのは大変です」と苦笑しながら、見事ベスト4に輝きました。

 将棋の横山大樹さん(29)は「優勝を意識して、手が伸びずにミスをしました」との反省も口にします。

 準優勝の早川俊さん(47)=新潟県=は、9月の対局では横山さんに勝利していただけに悔しさをにじませました。「目の前の局面に集中するのが私の将棋。これからも続けていきたい」と語りました。

 自己最高の3位になった野崎雅敬(まさゆき)さん(29)=三重県=は「会心の出来の将棋が多かった。自分の課題にしていた、軽い差し回しなどがうまくいった」と成長に手ごたえをつかみました。竹川和(やまと)さん(22)=愛知県=は「学生大会を中心に参加していたので、一般大会でベスト4は初めてです。終盤の苦しいところで最善手をさせたと思います」と話していました。

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