2019年11月12日(火)
福島県議選 5議席守る
共産党、交渉会派を維持
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10日投開票の福島県議選で日本共産党は、自民・公明両党と真正面から争い、現職の4人全員が当選を果たしました。無投票当選1人と合わせて現有5議席を守り抜きました。
当選したのは、福島市(定数8)で宮本しづえ、郡山市(10)で神山えつこ、いわき市(10)で宮川えみ子、吉田英策の各氏。伊達市・伊達郡で現職と交代して住民運動や昨年秋の県議補選(得票率36%)で奮闘し、今回無投票当選を果たした大橋さおり氏と合わせ、ひきつづき交渉会派として活動できることになりました。
須賀川市・岩瀬郡(定数3)、会津若松市(4)はいずれも次点で、次の選挙につながる善戦をしました。
選挙戦は、福島市では自民が現有3議席から2増を狙い、いわき市では公明党が2人目を立てて共産党追い落としの布陣を敷くなど、各地で大激戦となりました。
日本共産党2候補の事務所も浸水するなど、台風19号とその後の豪雨で被害が広がる中での選挙戦になりました。党候補を先頭に各地で調査し、寄せられた要望を行政に伝えるなど、救援活動に力を尽くし、選挙戦では「災害に強い、命を守る県政を」「大型開発を見直して防災予算を」と訴えました。
日本共産党の開票結果は次の通りです。
◆福島県58―75
【福島市区】8―10
当宮本しづえ67現
11167(2)
【郡山市区】10―13
当神山えつこ64現
9761(3)
【須賀川市・岩瀬郡区】3―6
丸本由美子57新
5018(4)
【会津若松市区】4―5
古川 芳憲68新
4199(5)
【いわき市区】10―12
当宮川えみ子73現
8882(6)
当吉田 英策60現
7395(10)
▽共5(5)自31(26)公4(3)国10(0)立2(0)社1(1)民0(15)無5(8)、議席占有率8・62%(同)(投票率41・68%)