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2019年11月12日(火)

京都市長選に福山氏

知事選で大善戦 市民の市政つくる

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(写真)市民とともに立候補の決意を表明する福山氏=11日、京都市上京区

 任期満了に伴う京都市長選(来年1月19日告示、2月2日投開票)で、弁護士の福山和人氏(58)=新=が11日、市内で会見し、無所属で立候補することを表明しました。

 福山氏は昨年4月の京都府知事選で、幅広い市民らと「民主府政の会」でつくる「つなぐ京都」から立候補し、44・1%(京都市内46・47%)の得票率を得て大善戦しました。

 知事選で共同を広げてきた市民と「民主市政の会」は、京都市長選でも「市民と野党の共闘」を実現しようと、夏前からつどいや集会を積み重ね、国政野党へも働きかけるなどし、候補者の擁立を進めてきました。

 福山氏は市民とともに会見し、「市民自らが政策を実現する市政をつくりあげたい」と表明。府知事選への再挑戦を要望する声が寄せられてきたことに触れ、「ふつうの市民が政治をつくるという理念を京都市で実現できれば、京都府全体を変える大きなうねりをつくることができる」と強調しました。

 重点政策として「夢」「なりわい」「まち」「ひと」「未来」をつなぐ施策を明らかにしました。

 日本共産党は前日の市民らの「つどい」を受けて11日に推薦を決めました。

 同市長選には、現職で3期目の門川大作市長(68)と、前「京都党」代表の村山祥栄京都市議(41)が立候補を表明しています。

 【福山氏の略歴】 1961年生まれ、京都府宇治市出身。立命館大法学部卒。京都弁護士会副会長など歴任。2018年の京都府知事選に立候補。


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