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2019年11月9日(土)

三沢基地のF16模擬爆弾落下

訓練の全面的中止を

笠井氏が会見

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(写真)記者会見する笠井亮政策委員長=8日、国会内

 日本共産党の笠井亮政策委員長は8日、国会内で記者会見し、6日に米軍三沢基地(青森県三沢市)所属のF16戦闘機が民有地に模擬爆弾を落下させた事故について、厳重に抗議するとともに、F16の訓練の全面的な中止を求めました。

 笠井氏は、同県の三村申吾知事が河野太郎防衛相に訓練自粛を申し入れたことについて触れ、「知事も言われていましたけど、付近には小・中学校がある。六ケ所村には原発施設もある。一歩間違っていれば、大惨事になる事態だった」と指摘しました。笠井氏は訓練中止を求めるとともに「原因究明を徹底してやるべきだ」と強調しました。

 さらに、笠井氏は、9月26日に公表された高知県沖での岩国海兵隊の米軍機墜落事故書の報告書について「パイロットが、睡眠導入剤を飲んでいたことや、飛行中に読書やひげそりのスマホ自撮り写真が掲載されている。とんでもない話だ」と批判。海兵隊の事故について、規律違反は墜落の原因ではないとして地元自治体に伝えず、「事故の隠ぺいもあった」と述べ、「こういうことに対する日本政府の対応が生ぬるい」と主張しました。


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