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2019年11月8日(金)

全労連など中央行動

改憲阻止、暮らし優先の政治に

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(写真)国会に向けデモ行進する秋季年末闘争中央行動の参加者=7日、東京都千代田区

 改憲阻止や消費税減税、全国一律最低賃金などを求めて労働者らが国会や省庁に迫る秋季年末闘争の中央行動が7日、東京・霞が関周辺で行われました。全労連、国民春闘共闘、国民大運動実行委員会の主催。

 日比谷野外音楽堂の中央総決起集会には約1500人が参加。あいさつした全労連の小田川義和議長は、文部科学相の「身の丈」発言は「安倍政権の本音だ」と指摘し、「大企業優遇より労働者の暮らし、軍事費より社会保障、格差と貧困の是正を求めていく」と呼びかけました。改憲をめぐる情勢にふれ「事態は緊迫している。3000万人署名の取り組みを強め、改憲を必ず阻止するために奮闘しよう」と訴えました。

 各地・各団体の代表が「労働者の権利を侵害する教員への変形労働時間制を阻止する」(全教)「政府・与党に消費税引き下げを求めていく」(全商連)と表明しました。

 あいさつした日本共産党の伊藤岳参院議員は、「野党と市民が力を合わせ、総選挙で安倍政権を退陣に追い込んでいこう」と訴えました。

 国会請願デモは、日米貿易協定批准阻止を掲げて農民連なども参加して行われました。


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