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2019年11月6日(水)

台風19号被害 大震災並み財政支援を

宮城 高橋議員に丸森町長要望

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(写真)保科町長(中央)から要望書を受け取る高橋氏(その右)。左端からふなやま氏、山本氏。右端が金田氏=1日、宮城県丸森町

 台風19号で甚大な浸水被害を受けた宮城県の救援・復旧へ全力を挙げる日本共産党の高橋千鶴子衆院議員。1日には、丸森町の被災者を見舞い、要望を聞いて回りました。

 町役場では、保科郷雄町長から東日本大震災と同等の財政支援や農業機械・施設再建の支援を求める要望書を受け取りました。

 現時点での公共土木や農業の被害額は、町の一般会計を上回る170億円。激甚災害に指定されても地方負担分があり、「予算が足りなくなる可能性がある」と懸念を表明。東日本大震災の時のように地方負担をなくしてほしいと訴えました。

 小斎地区で75軒から田んぼを預り米を栽培する男性(67)を訪問。雉子尾(きじお)川の氾濫で収穫後の米やトラクターなど農業機械が水没しました。1億円を下らない被害。「後継者の息子が農業を続けられるよう支援を」と強く求めました。

 丸森小学校で、土石流で住宅が被害を受けた男性(63)が「写真を見てほしい」と1階部分が土で埋まった写真を見せました。

 高橋氏は、丸森町で過去に大雪被害があったことから、町長に特別基準で雪国仕様の仮設住宅を建設できると紹介したと報告。「町と県が連携して支援できるよう頑張っていきたい」と述べました。

 調査には、金田もとる県議、ふなやま由美党県常任委員、日下七郎、八島定雄両角田市議、山本明徳丸森町議予定候補が同行しました。


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