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2019年11月4日(月)

「平和憲法は日本と世界の遺産」

アベ政治許さない 全国で一斉行動

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(写真)「アベ政治を許さない」のポスターを掲げる参加者=3日、国会正門前

 「アベ政治を許さない」と、作家の澤地久枝さんが呼びかけ、全国各地で一斉にポスターを掲げる行動が3日、取り組まれました。毎月3日に行われているもので、国会正門前には300人以上が結集しました。戦争法=安保法制強行後の2015年11月に再開して以来ちょうど4年。澤地さんのほか、コメディアンの松元ヒロさんの姿がありました。

 「職場の先輩だった保育園の園長が戦争中、疎開のため連れ出した子たちの親が東京で空襲にあって命を落としたの」。東京都多摩市の女性(76)は、子どもたちを疎開させたことで、親がいない孤児にしてしまった責任を感じながら戦後、保育に携わってきた園長の話を語りました。9条改憲を狙う安倍政権に対し、「憲法は太平洋戦争で犠牲になった多くの日本国民の平和の願いが込められた遺産であるとともに、アジア・太平洋地域で2000万人が亡くなったことから世界の遺産でもあると思う。絶対に変えさせてはいけない」と力を込めました。

 茨城県那珂市の男性(68)は「国会に声を届けなければと何度もここに来ています。野党の議員には頑張って悪政を追及してもらい、安倍総理を一刻も早く辞めさせたい」と話しました。

 澤地さんは、辺野古新基地建設工事の強行で安倍暴走政治の犠牲になっている沖縄県民を支えようと、焼失した首里城再建のカンパを呼びかけました。


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