2019年11月1日(金)
米軍やりたい放題か
沖縄 共産「降下訓練中止を」
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日本共産党沖縄県議団と党県委員会は31日、米軍が嘉手納基地(同県嘉手納町など)や県内の伊江島で29、30両日に実施した、地元住民にとって危険なパラシュート降下訓練に抗議し、沖縄での同訓練の全面的中止を求め、外務省沖縄事務所と沖縄防衛局に要請しました。
比嘉みずき県議は「米軍のやりたい放題になっているのではないか」と強調。日米地位協定の運用などを協議する日米合同委員会に触れ、「合意議事録が国民に明らかになっていない」と述べて、何らかの合意があるから米軍が訓練を強行するのではないかと追及しました。
那覇市の外務省沖縄事務所で応対した官澤治郎副所長は「合意議事録については見せられる部分は見せていきたい」と話しました。
比嘉県議は、合意議事録は「国民から見たら闇の部分。合同委員会の在り方を含めて対応してもらわないと、また訓練が行われる」と訴えました。嘉陽宗儀県議は「状況は何も変わっていない。県民の期待に応えてほしい」と迫りました。
同県嘉手納町の沖縄防衛局での要請には、ニシメ純恵県議と、しまぶく恵祐県議予定候補らも参加しました。