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2019年10月28日(月)

台風19号

道路破損、土砂崩れ

新潟・妙高 武田議員が現地調査

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(写真)地滑りの現場で元ののり面を示す武田氏(左)と霜鳥氏=26日、新潟県妙高市樽本地区

 新潟県妙高市では、台風19号で市内に大雨特別警報が発表され、1万4000人超、5500世帯に避難指示が出されました。人的被害はゼロだったものの、道路の破損が22カ所、土砂崩れが23カ所以上で発生。床下浸水が6棟、屋根・外壁破損が3棟となっています。樽本地区では県道が不通となり、集落全体が孤立。23日に解消しました。長沢地区では国道292号ののり面が崩れ、復旧中です。

 日本共産党の武田良介参院議員は26日、霜鳥榮之(ひでゆき)党市議と現地を調査しました。

 樽本地区は、同市妙高地区から斑尾(まだらお)高原スキー場へと至る土路川(どろがわ)の流域です。台風19号の大雨で集落を南北に貫く県道97号線が計6カ所で崩落し、もう一つの市道も不通となったため、孤立しました。その後、市道が開通したため孤立は解消されましたが、いまだに長野方面には行けません。

 車を走らせると、上流部で地図にない崩落現場を発見。武田議員は「倒れた木がまだ新しい。最近崩れたものではないか」。霜鳥市議は「市役所に確認してみる」と話しました。

 樽本地区にいた女性に話を聞くと「今は町場で暮らしているが、畑があるのでよく来る。県道が使えないと屋根の雪下ろしが心配だ」と話しました。武田議員は「急いで県道を復旧できるよう頑張りたい」。霜鳥市議は「雪下ろしは、市の制度がある。業者が上がって来れるように、道路除雪について市と話を進めたい」と答えました。

 (新潟県・五十嵐健彦)


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