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2019年10月24日(木)

隣近所 支え合い

「ありがとうと言われ泣きそう」

長野 学生が支援

写真

(写真)隣近所の方々とも力をあわせて作業=22日、長野市

 千曲川の氾濫など甚大な被害をうけた長野市豊野地域では、日本共産党の被災者支援ボランティアが連日奮闘しています。22日には、民青同盟などを通じてボランティアセンターを知った地元大学生3人がボランティアに参加。被災住民から寄せられる要望に応じました。

 庭の大きな物置が倒れていた家では、共産党の竹内茂市議も加わり、近所の人たちとも力を合わせ、「人力」で元に戻す作業をしました。入り口ドアが地面に接するように倒れていたのを、30分ほどかけて隙間をあけ、物置に収納されていたタイヤや道具などをまず搬出。その後、立て直すことができました。

 作業を終えて学生らはボランィア作業を振り返り、感想を交流しました。学生(1年生)は「現地に着くまでの車窓から、壊れた家や泥に汚れた窓を見て、すごい水位だと思った」と驚きを語りました。別の学生(1年生)は、ボランティア作業で住民から「ありがとう」「助かったよ」と声をかけられ、「こっちが、泣きそうになった」と語り、隣近所で支え合う様子が印象的だったと感想を述べました。

 学生と一緒に活動した中沢誠人さん(民青長野県委員長)は「長野県にずっと住んで、台風被害がないところだと思っていた。現状を知って、とてもショックだった」と話します。現地では人手がまだまだ足りず、「学生の参加で、現地を励ますことができたと思う」と語りました。今後も青年のボランティアを継続していきたいと意気込みを語りました。(長野県・北村範子)


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