2019年10月22日(火)
沖縄米軍機また部品落下
嘉手納基地の特殊作戦機から
沖縄県は21日、防衛省沖縄防衛局からの情報として、18日午前、米空軍嘉手納基地(同県嘉手納町など)所属とみられるMC130J特殊作戦機から離着陸のいずれかで部品が落下したことを明らかにしました。8月27日にCH53E大型ヘリが重さ1キロの窓を落とすなど、県内では米軍機の部品落下が相次いでいます。
沖縄防衛局によると、部品は縦90センチ、横7・5センチで重さ約3・6キロで、着陸の際に使用する主脚の一部であるトルク管だといいます。米軍が18日午前5時40分ごろ、着陸後の点検で遺失していることを確認。部品は現時点で発見されていませんが、在日米大使館は、「落下物は、洋上または嘉手納基地内に落下した可能性が高い」としています。
防衛局は18日深夜から19日にかけて、「不確定情報」として県に連絡。県は米側に事実関係を照会していますが、21日午後時点で連絡はありません。
MC130Jは米空軍横田基地(東京都)にもたびたび飛来し、首都圏で飛行を繰り返しています。