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2019年10月21日(月)

橋復旧に公的支援を

長野・佐久 田村副委員長が調査

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(写真)入沢地区を流れる谷川沿いの被災現場を調査する田村氏(中央)ら=20日、長野県佐久市

 日本共産党の田村智子副委員長・参院議員は20日、台風19号による千曲川支流の氾濫などで甚大な被害を受けた長野県佐久市の入沢地区を調査しました。藤岡義英前県議と内藤祐子、柳沢眞生両市議らが同行しました。

 田村氏らは入沢地区の青沼小学校を訪問し、区役員らでつくる災害対策本部を激励。渡辺一夫区長から、地区内で土砂崩れや流木被害の危険性がある箇所への対策を要請されました。

 田村氏ら一行は、入沢地区内を流れる千曲川支流の谷川(やがわ)沿いの被災現場を調査。床上浸水被害に遭い、居間の畳をはがした住宅の男性は「これだけ水が流れてきたのは伊勢湾台風以来かな」と話していました。

 谷川には、生活道路として住民個人が資金を拠出して造られた橋が多く架かっています。田村氏らは、今回の氾濫で橋が流されたり破損したりした様子を見て回り、住民と対話。川沿いに住む女性は「グループでお金を出して橋を建てた人もいる。直すのに公費を出してほしい」と要望していました。

 田村氏は「住民が私的に建てた橋でも、公共インフラとして必要なもの。災害復旧として支援ができるよう、国にも自治体にも求めます」と語りました。(山本健二)


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