2019年10月14日(月)
情報集め救援に全力
志位本部長ら党災害対策本部
救援募金よびかけ
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日本共産党台風19号災害対策本部(旧・台風19号対策本部)は13日、党本部で対策会議を行い、各地の被害状況と今後の対応について協議しました。被害が関東・甲信越・東北と広範囲におよび、人的被害や住宅、農林水産業の被害も甚大になると予想されることから、対策本部を改組し、本部長に志位和夫委員長、本部長代理に小池晃書記局長が就きました。
志位氏は「被害がかなり大きく、広範囲に及んでいる。現段階の情報を集約して認識を共有し、対応に全力を尽くそう」とあいさつしました。
各地の被害状況については、長野・千曲川や福島・宮城の阿武隈川など東日本各地で同時多発的に河川の氾濫が起き、救援を待っている住民がいまだ多数いること、避難所が住民でいっぱいの地域もあり、その環境整備が急務であることなどが報告されました。共産党の国会議員や地方議員、党組織が各地で行っている救援活動の状況も共有されました。
当面の対応として、▽台風による被害の実態と情報を国会議員、地方議員、地元党組織が連携して把握する▽党として救命・救急活動と安全確保を最優先にするよう国・自治体に求めていく▽避難所などでの2次災害を防ぐために、訪問活動などで被災者の状況と要望をよく聞き、生活環境の改善に取り組む▽全国的に被災地への救援募金を呼びかける―ことを確認しました。